こうご司法書士事務所ブログ 過払い金返還請求の流れ
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調布市西つつじヶ丘(東京都多摩地域)の「こうご司法書士事務所」のブログです。調布市、三鷹市、武蔵野市、府中市、狛江市等の多摩地区を中心に、相続、相続登記、不動産登記、商業登記、成年後見、過払い金返還請求等の業務を行っています。

過払い金返還請求の流れ

 過払い金返還請求の流れを簡単にまとめてみます。

 まず、取引履歴を請求します。
 この取引履歴の取寄せが、過払い金返還請求に限らず、全ての債務整理のスタートになります。
 なお、過払い金返還請求を司法書士や弁護士に依頼した場合、取引履歴の請求と同時に、受任通知(介入通知)を発送します。

 発送と書きましたが、通知をFAXで送る場合もあるかと思います。
 こうご事務所では、受任通知+取引履歴の請求は郵送にて行っています(時効ギリギリのような特殊な場合には、FAXで通知を送付のうえ、改めて文書で通知を送っています)。

 受任通知から数週間から数か月で、取引履歴が送られてきます。

 送られてくるまでの期間は業者によって千差万別です。
 2週間足らずで送られてくるところから、数か月を要するところまであります。
 あまりに遅い場合、電話や郵便で再度の開示請求を行います。
 
 また、郵送で送られてくる業者とFAXで送られてくる業者があります。

 なお、貸金業者には、取引の履歴を開示する義務があります。
 司法書士や弁護士に対してだけでなく、借主に対しても開示義務はあります。


 取引履歴が送られてきたら、利息制限法の法定利息に引き直して、再計算を行います。
 この計算は、ご自身で無料ソフトをダウンロードして行うこともできますし、計算代行業者に頼むこともできます。

 勿論、司法書士事務所や弁護士事務所に頼んだ場合、事務所が計算を行うことになります。

 この引き直し計算の結果、初めて過払い金の額がわかることになります。
 取引の期間や金額だけでは、推測はできても、正確な額はわかりません。
 借り方等によっては、思いのほか過払い金の額が少ないということもあり得るので、引き直し計算の結果が出るまでは、ぬか喜びをしないほうがいいと思います。

 さて、こうご事務所では、計算結果が出た段階で、まずは結果を依頼者の方に報告することにしています。
 額だけではなく、予想される論点等もお話しします。
その上で、方針等を決めていきます。

 さて、過払い金返還請求の方法は、任意交渉(電話で担当者と話す交渉)と訴訟の二通りがあります。

 訴訟を起こしたから任意交渉ができなくなるわけではなく、訴訟を起こしてからも任意交渉は可能です(裁判所も並行して任意の交渉をすることを推奨しているように思えます)。
 勿論、訴訟を起こしたのだから、判決までたたかう、任意の交渉には一切応じないということも可能です。

 また、訴訟を起こしたからと言って、常に判決が出るまで訴訟が続くとは限りません。
 並行して行っている任意交渉で合意することもありますし(通常、訴訟を提起すると業者の提案金額も上がってくる傾向にあるので、訴訟提起前より和解が成立しやすくなる傾向にあります)、裁判官から和解(または和解のための話し合い)を求められることもあります。
 
 そうした場合、別室で裁判官と当事者を含めて話し合ったりすることもあります。
 簡易裁判所の場合、司法委員を交えて、別室で話し合うというのがよくあるパターンです。

 もし訴外で和解がまとまった場合、和解書を交わすことになります。
 過払い金返還請求の場合、通常、我々の側で和解書を作成します(任意整理の場合には、逆に、債権者(業者)の側で和解書を作成することが多いです)。

 訴訟提起後に和解した場合、和解書を交わす場合もありますが、簡易裁判所の事件の場合、業者が和解に代わる決定を希望してくる場合もありあ㎡す。
 和解に代わる決定とは、裁判上の和解であり、いわば、裁判所が和解の内容を決定の形で保証するというようなものです。

 和解に代わる決定の場合、業者側(被告側)が上申書を出します。
 次回期日で原告側代理人が出廷し、和解内容を確認することになります。
 その後、決定書が送られてくることになります。

 和解に代わる決定の場合、次回期日に出廷しなくてはならなくなるので、同じ内容であるならば、和解に代わる決定よりも訴外で和解してしまったほうが手間が省けることになります。

 なお、訴外で和解書を交わす場合、訴訟提起後は、取下げ条項(訴訟を取り下げますという条項)を入れることになるかと思います。

 もし、判決まで行った場合、業者が任意で払えば、それで終わりますが、払ってこない場合、銀行口座の差押え等が日宇町になってくる場合もあります。
 また、日本は三審制をとっているので、控訴等、上級裁判所に結論が持ち越される場合もあります。

 それはともかく、和解や判決により事件が終結すると、過払い金は代理人の口座に期日までに振り込まれることになります。

 その後、依頼者と代理人の契約内容に応じて、費用や報酬が差し引かれ、残ったお金が依頼者の銀行口座に振り込まれて、過払い金返還請求が終了するということになります。


東京、神奈川、埼玉の過払い金返還請求はこうご司法書士事務所へ。
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[ 2015/09/21 18:10 ] 過払い金 | TB(-) | CM(0)
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