こうご司法書士事務所ブログ 取引履歴について
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調布市西つつじヶ丘(東京都多摩地域)の「こうご司法書士事務所」のブログです。調布市、三鷹市、武蔵野市、府中市、狛江市等の多摩地区を中心に、相続、相続登記、不動産登記、商業登記、成年後見、過払い金返還請求等の業務を行っています。

取引履歴について

 過払い金返還請求でも債務の残が残ってしまう任意整理でも、破産再生の場合でも、まずは取引履歴を取り寄せるところからスタートします。

 この取引履歴ですが、業者には開示義務があるので、請求すれば必ず取り寄せることができるものです(逆に、取引履歴を出さないような業者は普通でないというか、ある意味かなり手ごわい業者ということになります)。

 取引履歴の開示ですが、これは対司法書士、対弁護士というような専門家に対してのみ開示義務があるのではなく、契約者に対しても当然に開示義務があります。
 ですので、ご自身で任意整理や過払い金返還請求を行う場合でも、取引履歴は必ず手に入れることができるということになります。

 さて、取引履歴ですが、契約者がご自身で取り寄せた場合と専門家が取り寄せた場合で、違う形式のものが送られてくる場合があります。

 例えば、某信販会社の場合。

 司法書士が請求した場合の取引履歴は、取引開始から現在に向かって貸し借りが記録されています。
 しかも、法定利息(約定利息が法定利息未満の時は約定利息)で引き直されています。

 勿論、引き直されているからと言ってそれを鵜呑みにせず、きちんと引き直し計算をすることは言うまでもないです。
 また、業者開示は、善意であることを前提に計算されていますが、悪意の受益者であることを前提に引き直し計算をし直すことも言うまでもないです。
 
 このように、引き直し計算をする手間が省けるというわけではないですが、かなり引き直し計算がしやすい履歴になっています。

 一方、契約者が請求した場合...。

 引き直しはされておらず、約定利息と金額等が記載されている形式です。
 その点は、どちらにしろ自分で引き直し計算をするので問題ないとして、問題なのは、取引の最後から取引の最初に向かってさかのぼっていく形で取引の履歴が記載されていることです。

 引き直し計算は、利息計算ソフトに、取引の開始から順番に、貸し借りの金額を入れていく形式になっています。
 取引履歴が取引の最後からスタートするということは、書類の最後から最初に向かって入力を進めていかなくてはならないということになり、結構面倒です。

 出る計算結果は同じということになるのですが、資格者に送られてくる形式のほうがはるかに引き直し計算が楽だと感じました。

 なぜこのように形式を変えているのか謎ですし、あえて、契約者自身が請求した場合に、引き直し計算がしづらい取引履歴を作成しているとしたら、そういう姿勢には違和感を感じます。

 業者には、ただ取引履歴を開示するというだけではなく、誰に対しても、見やすくわかりやすい取引履歴を開示する姿勢が望まれてしかるべきと思うのです。

※今回俎上に挙げた業者は、専門家のところには非常にわかりやすい履歴を送ってきますが、中には専門家のところにもわかりづらい取引履歴を送ってくる場合があります。
 そういったことも改善されるといいなと思っています。


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[ 2015/08/14 15:08 ] 過払い金 | TB(-) | CM(0)
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