こうご司法書士事務所ブログ ペット物件の敷金返還など
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調布市西つつじヶ丘(東京都多摩地域)の「こうご司法書士事務所」のブログです。調布市、三鷹市、武蔵野市、府中市、狛江市等の多摩地区を中心に、相続、相続登記、不動産登記、商業登記、成年後見、過払い金返還請求等の業務を行っています。

ペット物件の敷金返還など

 東京都調布市のこうご司法書士事務所です。

 うちでは犬を飼っています。
 メスのコーギーです。

 ペットを飼っていると、面倒なことがあるのも事実ですが、癒してくれるかけがえのない存在です。
 深大寺に来てからは、深大寺のまちの中、深大寺の森の中を朝散歩するのが日課になっています。
 犬と一緒に朝の森を歩いているとリフレッシュでき、仕事への意欲もわいてきます。

 司法書士の仕事は、裁判所への出廷、不動産売買の決済、登記申請(これはオンラインや郵送でも可能です)以外は事務所でパソコンや電話に向かっているのがメインです。
 どうしてもストレスがたまりがちですが、犬と一緒にいると気持ちがなごむ面が多々あります。

 そんな犬(ペット)に恩返ししたいということを常日頃から思っています。
 司法書士として、ペットに対して何ができるかということを考えてみました。

 まずは、最近テレビや新聞等でも取り上げられることが増えてきた印象のある民事信託の活用による買主死後のペット対策です。
 この分野については私もまだ勉強中であり、わからない面も多いのですが、一言でいうと、買主の死後のペットの問題です。

 買主が死んだ後、買っているペットがどうなるか不安だという方も多いと思います。

 ペットに財産を残すということを考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ペットは相続人にもなれませんし、遺贈、死因贈与の対象にもなれません。
 そういった場合に、民事信託を利用することで、結果的にペットに財産を相続させるのと類似した状況を作り出すというものです。

 仮に結果的にペットに財産を残すのに近い形が実現されるとしても、死後もきちんとペットの面倒がみられるかどうかをどのように担保するのか、あるいは相続人の遺留分を侵害する場合どうなるのかなど問題はあるとは思いますが、信託を利用した買主亡き後問題対策は、現在の買主やペットにとって有益な面が多いのではないかと思います。

 信託が内包する問題とは別に、信託が普及することによって、高齢者等がペットを飼うときのモラルハザードが起きないかという不安もなきにしもあらずです。
 信託によって、買主の死後の問題が一定程度解決されることによって、これまではペットを飼うことを諦めていた人でもペットを飼えるようになります。
 ペットを飼うことへの敷居が低くなることで、逆に問題が生じないかという懸念です。

 私はそのことはあまり気にしなくてもよいと考えてはいるのですが、そういう可能性もあるということは認識しておいたほうがいいかなと思っています。

 なお、ペット信託という言葉はすでに商標登録されており、買主亡き後問題の分野が私の想像を超えて、はるかに進んでいるようです。

 
 もう一つは、賃貸のペット専門物件、ペット可物件の敷金返還問題です。

 ペット物件には、もちろんペットや買主のことを考えている物件がほとんどだとは思うのですが、借り手のつかない物件をペット可にすることで借主を増やしたり、ペットを飼っているからという理由で、通常物件より敷金返還がかなり困難になるような事例があるのではないかと考えています。

 確かに買主の不注意でペットが傷をつけたりしたら、その分は借主が負担すべきかもしれません。
 しかし、ペットを飼っていることで、経年劣化や通常損耗までペットのせいにしてはいないでしょうか?

 この辺についてもまだまだ情報がないのではっきりしたことは言えないのですが、ペット可物件での敷金返還がグレーな部分なしに行われれば、買主やペットにとってもプラスに働くことがあるのではないかと考えています。
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[ 2015/07/03 09:18 ] ペット | TB(-) | CM(0)
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